自分に負けるな、嘘をつくな [先人の教え]

一か月余り前、テレビドラマで印象深い場面に出会った。
幼い息子に父親が教える言葉だ。

  自分に負けるな、嘘をつくな、弱い者をいじめるな
        それだけで男は十分だ

会津藩の教育制度、「什」の掟につながることを、後日知った。

  参照一例: 会津武士道 「ならぬことはならぬ」の教え


本当の敵は、自分自身である。
一番の敵、唯一の敵、それが自分自身。

ほんの小さいことで、言い訳をして誤魔化してしまうと、
  その嘘を庇うために、また次の嘘をつく。
  本当のことは、無理をしなくても辻褄が合わなくなることは無い。
  しかし、嘘は、誰に何時、どんな嘘をついたのかを覚えていなくてはならない。
  辻褄合わせのために、待ち構えて考えておかなければならない。・・・・疲れる。
心が疲れるから、八つ当たりする。
  当然、自分より強い者には八つ当たりなんかできない。
  弱い者、反撃しない者、優しい人にまで八つ当たりをして、自分を誤魔化す。
  これが、弱い者を虐める、という行為である。

嘘、弱い者いじめ、・・・・どちらも、自分自身に負けた、という証である。

  自分自身で、自分の人生に対して、「筋を通す」ことを放棄したのだ。

自分自身に対して「筋を通す」ことが出来なくて、
他人に対して、「筋を通す」なんて出来はしない。
    言葉を交わして相互理解を深めることも、
    自分の立場を説明して協力を得ることも、出来はしないのである。

弱い者虐めをするな、というのは、
  自分自身が弱い者、つまり、自分自身に負けた存在になるな、ということ。

自分自身と向き合い、自分の弱い心に負けないことを教えなければならない。
  誰だって失敗する。良かれと思っていても悪い結果を招くこともある。
  後から振り返ったら、あれは拙かった。こうすれば良かった。
        そんな経験は誰だって数えきれないほどある。
大切なのは、その時その時に自分自身と向き合って、人間としての「筋を通す」こと。
謝るべきは謝り、学ぶべきことは学び、二度と同じ失敗をしないように心に留める。
失敗を重ねた分だけ成長する。
だからこそ、失敗から学んで賢くなり、新たな段階へと進んで行けるのだ。

自分に負けて誤魔化した、狡い大人が、命の尊さを叫んでも、役に立ちはしない。
嘘に塗れた言葉に、「筋の通った力」 など在りはしないのだから。
    自分は誤魔化していました、と言って自分に打ち勝つ姿を示すしか無い。
    本来、心からの謝罪とは、そういうものなのである。


  自分に負けるな、そう言って自分を励まし、周囲を励ましたいものである。

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